夜さ来い

40年以上の歴史を持つ本家本元(高知)のよさこい祭りに端を発する札幌のYOSAKOIソーラン祭りが終わりました。

今年はなんと350チーム、45000人もの人々が踊り手として参加したそうです。さらに観客は186万人、経済効果は238億円超とのこと。全国各地でも同様の祭りが始められていて、いずれもお手本は?と問うと(高知じゃなくて)札幌と答えるようです。

すごい祭りになったものです。いったい、何がみなを引きつけるんだろう?

私は普段写真の素材としてたいてい静的なものを好んで選ぶのですが、今年はこのYOSAKOIソーラン祭りの踊り子を撮ることに挑戦しました。そしてファインダーをのぞき込んだ瞬間答えがわかりました。

見えているのは輝く顔、ダイナミックでしなやかな肉体、そしてそこに明らかに存在する生命の躍動感と圧倒的なエネルギーでした。気がつけば撮影枚数は1200枚! これまた記録ものです。

でもでも、動的なものの撮影は難しい…。お気に入りはほんの一握りでした^_^;土佐の高知の播磨屋橋で坊さんかんざし買うを見た、よさこい、よさこい….。よさこいの語源は”夜さ来い”のようです。

つまり今夜来て下さい…..。躍動感もいいけど、こっちもしっとりしてていいなあ。

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