ずっと前に買い込んで積ん読してた本をこの度やっと読みました。
東城大学医学部附属病院で起こる様々な出来事を田口という医師、そして正体不明な官僚の白鳥を中心に描いたフィクションです。田口は神経内科講師ですが、ちょっと神経内科としては誤解されそうなところが不満です。
でも田口が登場して3作目にあたるこのジェネラルルージュの凱旋はやはり非常におもしろいです。
作家の海堂さん自身が医師なので、昨今の医療の問題点にも精通し、それらをうまく取り入れていることもストーリーをおもしろくしています。
読みどころ満載。お奨めです。(読むなら一作目のチームバチスタの栄光からね)