実年齢と心の年令

これまたいつの頃からか気持ちの中で感じている自分の年と

現実の年のギャップを感じるようになってきた。

自分が20歳の頃、50台の人間はとても思慮深い大人と思われたのに、

自分がその年になったら全然心の中は子供っぽいままだ。

経験は積んでるから身の回りで起こった事に対処する力は多分少しは

まともかもしれない。でも素の私は子供のままな気がする。

ただ、50の人は50らしく、70の人は70らしくみたいな、

そうあるべきだ、みたいな考えや生き方はまったく受け入れる気もない。

しかし一方では自分や自分の周りで起こる様々な変化を

否応なしに受け入れてもいかなければならない。

最近ベンジャミンバトンの数奇な人生を観て、ひとしきり我をふりかえるのだった。

目次