すり切れたカセット

部屋の整理の一環で棚の開かずの扉を開けると……

メディアの山、山。

DVD-R、CD-Rはもとより、カセットテープ、MD、それとVHSビデオテープ。

そういえば車庫の上の倉庫にはレーザーディスクが少々と、大量のLP(レコード)が上がってるはず(^^;)

今思えばカセットテープ1本1本の何と重いことか。実際の重さじゃなくてそれを作るのにかけた時間、すり切れるほど繰り返し聞いた回数、ドライブ用の特別カセットなんてのも作ったりしたその入れ込みと愛情の重さ。

3月で20年間の寿命を終えるMDも活躍したなあ(でも私の場合MDはあまり強い印象は残ってないです。MD最盛期はもう青春じゃなかったし、アナログとデジタルの中間ぐらいの中途半端感がありました)。

これらアナログの大量資産をデジタルに変換移行することができるように1度は決心してそれなりの準備もしたけれど、そうすると何か大事なものが失われるような気もするし,作業に予想される膨大な時間の前に立ち尽くす感じなのです。

こうやって迷ううちに自然に忘れていく、ということでいいのかなあ。

もうDVD-RやCD-Rでさえ随分溜まっていて、タイトル書いてないのもいっぱいある。何が記録されているかこわ(-_-;)

物理的な物の整理だけじゃなくて、情報の整理、これも今の時代を生きていく上で必要なことですね。これも下手な私はどうしたらいいのでしょうか。

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