呉田軽穂

この作曲家を知ったのは先日NHKのBSで放映してた薬師丸ひろ子さんの35周年記念コンサートの特番を観た時でした。

彼女が歌う歌はどれも素晴らしく、特に強いファンという訳でもないのですが、声も演奏もとても質が高くて結構感動的でした。

その中でもWOMAN“Wの悲劇より”は非常に良くて、情景が浮かぶ素晴らしいパフォーマンスでした。

歌詞もすぐれているのですが、曲の構成というかコード進行というか、ちょっと抜けていて、いったい作曲者は誰だろうって調べたら呉田軽穂さんでした。

知らない、他にどんな曲を作ってるんだろう?ってgoogleで検索してビックリ(@_@)

呉田軽穂さんは松任谷由美さんでした。

今まで知らなかったなんてとても恥ずかしい感じ。でもユーミンが作ったとしたら、まったくもってさすが、というか納得。

改めて彼女のクリエーターとしての資質の高さを感じました。

呉田軽穂の名前の由来は他の方のブログを参照すると

<松任谷さんは、当時、作詞家松本隆さんから、松田聖子さんの歌の作曲を依頼された時、頑なに、拒んでいたそうなのです。

結局、引き受けることになったのですが、受け入れる条件として、松任谷由実という名前を出さないということだったそうです。

この2人のコンビで、松田聖子さんの名曲「赤いスイトピー」や今CMで流れている「瞳はダイアモンド」などが誕生しました。

松田聖子さんから、アイドル歌手の歌を手がける大物アーチストの存在が重要になり、より一層、アイドルの歌のグレードが上がってゆきました。>

とのことで、松田聖子さんのビッグヒットの多くをユーミンが作っていたのでした。これまた納得。

呉田軽穂はまた、グレタガルボという絶世の美人女優から取った名前みたいです。

作詞家の松本隆さんもすごいなあ。

WOMAN“Wの悲劇より”の歌詞もつぼがいっぱいあるけれど、一つあげるとしたら、”いかないで そばにいて おとなしくしてるから”

おとなしく、って静かにって意味じゃないですよね。

この状況の女性の心を完全につかんでると思います。

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