悲惨な戦い

の前琴奨菊の優勝で盛り上がってネットをあちこち見ていたときに見つけました。
はるか昔、この歌は知っていました。歌えます(^_^;)もうずーっと忘れていたんですが懐かしいので記録しときます。
かの有名な、なぎら健壱さんの作った歌です。歌詞をアップしますが、放送コードにひっかかってるようです(-_-;)


悲惨な戦い

私はかつてあの様な悲惨な光景を見たことがない

それは10年以上も前の国技館の話です

片や巨貫の雷電と片や地獄の料理人若秩父が

両者見合って待ったなしガップリ四つに組んだその額からは

玉の様な汗がダラリンコンと流れだして来て

若秩父のマワシをしめ出すのだった

このしめったマワシがいずれあの不幸な事件を巻き起こすとは誰しも

あの世にも恐ろしい戦いになるとは誰しも思わなかったのだ

全く引力とは恐ろしいもので

地上に浮いている物は下へおっこちてしまうのだから

アレヨアレヨと思う間に若秩父のマワシは落ちた

さすが天下のNHK すぐにテレビカメラを消せと命じたが

折りも悪くもアルバイトを使っていた為にアップで放映してしまったのだ

ラジオのアナウンサーが又、アナウンサーで

テレビを見てない人にはわからないものを

すぐにお近くのテレビのスイッチをひねって下さい等と言ったものだから

見なくてもいい人まで見てしまったのだ

さすが天下の国技館すぐに照明を消せと命じたが

折りも悪くもパートタイムをつかっていた為に

スポットライトをあててしまったのだ

全く全国3万人の相撲ファンの皆様は意外な事実を知ったのだ

でっかい身体にゃちいさな●●●がつき物だと

そういう事実を知ってしまったのだ

さすが木村庄三郎

あのソウうちわみたいなヤツでかくそうとしてやったが

彼も非常に興奮していたもので

股間をイヤという程軍配でなぐりつけてしまったのだ

さすが弟子の朝潮は 大変きがきいているもので

すぐに毛布を持って現れて来たが

彼もまだ、心の準備ができていなかったのだ

土俵へ土俵へと一直線に進み 土俵の端につまづいてしまったのだ

全く慣性力とは恐ろしいもので

止まる体も止まらなくなってしまったのだ

その時彼の脳裏には一つの言葉しか浮かばなかった

その時彼の頭の中には一つの言葉しか浮かばなかった

何か身体をささえる物はありませんか何かつかむ物はありませんか

何かつかむ物はありませんかと目をこらして見たら

目の前にあった

私はかつてあの様な悲惨な光景をみたことがない

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