NHKの時代劇、結構(とは言ってもごくたまにですけど)観ています。
時代劇ドラマというと遠山の金さんとか水戸黄門とかそんなイメージがあるかもしれません。
一話一話最後には悪どもが成敗されてホッとする勧善懲悪のストーリー。ご高齢の方はこのお決まりのわかりやすいパターンが安心できるようです。
最近のNHKの時代劇はひと味もふた味も違う。
今回の8回連続ドラマ、<ちかえもん>もそんなドラマ。
近松門左衛門と、その作品曽根崎心中がモチーフになっています。最終回、いやー、ほんとうにいいものを見せてもらったって思いました。ネタバレしませんが、わたしは傑作だと思いました。
挿入歌がまたすごくてたまりません。第一回から第八回までそれぞれ
1 大阪で生まれた女
2 悲しくてやりきれない
3 学生街の喫茶店
4 傘がない
5 フランシーヌの場合
6 知りたくないの
7 かあさんの歌、よこはま・たそがれ
8 かまやつひろし『我が良き友よ』(1975年)
ですもん。
ちなみに脚本は藤森有紀さん。優れた方です。