熊本地震、本当に大変です。
札幌市に住んでいる私は震度3の地震でもとても恐い思いをするのに、震度6…。
おまけに二日も経っているのに未だに数分に一回は震度3程度の余震がある…。
亡くなった方も多く家の倒壊などの被害も多く、
それだけでももう言葉にならないのですが、お構いなしに続く余震に
不安、恐怖で地域の方は心が壊れそうになっていると思います。
なんとか乗り越えて頂くように心から祈ります。
少し前ですが大分から熊本まで阿蘇を経由してバスで横断したことがあります。
この度土砂崩れで寸断されたところも通っていました。
とてもきれいな自然が印象的でした。
いつもは自然をこよなく愛する日本人ですが、
その自然のむごさはもう何とも言えません。
慌てて札幌市の地震事情を調べました。
札幌市は日本の47都道府県庁所在地の中で最も地震の起きづらい
都市なのだそうです。
統計を出しても意味はありませんが、
これから30年以内に大地震が起きる可能性は1%以下だそうです。
しかし、様々な調査から札幌市の地下には大きく3本の活断層があることがわかっています。
「西札幌断層」、「月寒断層」、「野幌丘陵断層」です。
この三本でほぼ札幌市全域が覆われています。
ひとたびこの断層のどれかが動けば震度6強の直下型地震が我々に襲いかかります。
地層調査によると札幌市のあちこちに大地震によると思われる液状化の痕跡があり、
発生年代を推定すると2000年前ぐらいに一回、300-700年前に一回、
そして1834年の石狩地震の計3回だそうです。
幅が広くて周期などは推定はできませんが、
日々着々と不穏なエネルギーを蓄えつつあることは確かなようです。
やはり日々の備えは馬鹿に出来ません。