親友のエバ(某楽器店社長)の招待でキタラでの定期演奏会に行ってきました。
一曲目の鳥と管弦楽のための協奏曲<極北の歌>はとっても感動しました。
現代フィンランドの代表的作曲家エイノユハニ・ラウタヴァーラさんが作曲したようです。
恥ずかしながら生まれて初めて聞く名前でした(^^;)
静かに静かに演奏が始まり、程なく鳥の声が聞こえてきました。あれ?
私はピッコロなどでその声を出しているのだろうと思ったのですが、どうもリアルすぎる。
演奏が次第に高まってくるにつれ鳥の声も高く、一層リアルになってくる。
ついには次々に重なってくる様々な楽器の音と鳥の鳴き声が一つになって
幻想的というか、あり得ないような美しい世界を感じさせてくれる。
実は現実に北欧の湿地帯で録音した本当の鳥たちの声をまるで協奏曲のソリストのように
取り入れていたのでした。
とてもよい体験が出来ました。