キタラで行われた札響のコンサート(定期的に行われている名曲コンサート)で、
ボレロが演奏されたので聴いてきました。
人気のプログラムだったようで、申し込み時点ですでに席は残ごくわずかで滑り込みセーフ(^^)
ほぼ満席でした。
隣に座った方によれば、こんなに混むのは滅多にないとのことでした。
ボレロはバレエ音楽で、ラヴェル(大好き)の作品です。
最後の曲として演奏されました。
静寂の中、ドラムと弦のピチカートによって極々小さな音から始まり、
ほぼ15分の曲ですが、延々と同じリズムが続き、
そしてゆっくりゆっくりと音の厚みが増し、
サウンドも多彩に変化してゆきます。
そしてついには最大の音圧と共にクライマックスを迎えるのです。
私は昔からこの曲が大好きで、マイオーディオで大音量で聴いてましたが、
いつかコンサートホールで体感したいと思っていました。
期待はまったく裏切られることなく、この上ない感動を得ました。
演奏が終わって一瞬の静寂のあと、大拍手とともにブラボーって
叫んでいる男性が何人もいましたが、同じ心境でした(^^)
良い体験でした。
ちなみにシルヴィギエムのダンス、リアルで見たかったなあ。
あと、見てないんだけど愛と哀しみのボレロっていう映画。
ラスト17分にジョルジュドンの踊るボレロも圧巻なようで、これも見てみたい。