トゥーランドット

8月4日はhitaruでオペラトゥーランドット公演でした。

チケット購入から半年。

あっという間に時間が過ぎて…..(^^;)

荒川静香さんや宇野昌磨さんが演技で使っていた、かの有名な<誰も寝てはならぬ>で

有名なトゥーランドット。(藤澤ノリマサさんもカバーしてて好きです)

その曲はとてもいい曲ですが、劇のストーリーはまったくわからなかったので、

youtubeに上がっている動画で90分しっかり予習。

便利な時代です。

日本語の解説と、字幕まで着いた動画もあります。

予習した段階での感想は…….。

三幕の後半、最終章。

やや急な展開と、テーマの愛を素直に受け入れられないもやもや感を残したのでした。

でもまあ楽しめそうかなと本番を迎えたのでした。

さて、本番。

予習での期待は良い意味で思い切り裏切られました。

舞台の完成度は想像を絶する素晴らしいもので、ストーリーの展開も楽しめ、

そして最後の最後に思いがけない結末が待っていました。

予習段階のもやもや感を全てぬぐい去り、それでも余りある余韻を残すものでした。

トゥーランドットの最終章の仕上げを試行錯誤している最中に亡くなった作者プッチーニ。

後日、他者が完成させたストーリーにはおそらく多くの人がしっくりこないものを

感じていたのじゃないかと思います。

今回はそれを演出のマジックで素晴らしいカタストロフィーに変えてしまいました。

演出の意味合いの大きさに改めて気付かされます。

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