これまで縁がなかったオペラ鑑賞も、ヒタルができたおかげで今回で3回目。
有名なカルメンでした。
ストーリーもジプシーの女カルメンと彼女を愛する男たちの物語、
みたいなイメージが私には定着してました。
男たちの一人は闘牛士で、闘牛にまつわるタイトルの曲も有名です。
と、と、ところが、youtubeで予習をしていった私は本番で度肝を抜かれたのです。
というか、思い切りまごついたのでした(@_@)
最初の場面は普通は1800年代のスペインのセビリアの広場なのに、
あれ?何故かモダンなスタジオと練習で踊るダンサーたち。
舞台が21世紀のアメリカのブロードウェイになってる??
結局すべての設定が変わっていて、闘牛士もジプシーも出てこない。
最後の場面はなんとアカデミー賞の受賞会場。
途中から理解してなんとかついていったけれど、素直に入れ込んで感動!
とはいきませんでした。
ただ、音楽もセリフもオリジナルのままで、ここまで時代をはじめとした設定を
変えて劇として貫き通すというのはなかなかすごいことかも、とは思いました。