世の中のAI(人工知能）の世界がすごいことになってきました。恐ろしい速度で、コンピュータがあらゆることを学習し始め、個々の人間が持つ知識を遙かに凌駕したデータを持つようになりました。そんな中で開発されたchat GPTはユーザーが入力した質問に対して、まるで人間のように自然な対話形式でAIが答えるチャットサービスです。
私もいろいろ試していますが、実に的確な答えが返ってきます。会話型なので、さらに質問を重ねることも出来て、理解を深めることができそうです。
しかしこんなすごい進化に危惧もあります。
今のところ(^^;)、意識を持たないコンピュータですが、世界中のAIが繋がり、人間の脳のようなネットワークがどんどん進化し、どこかで何らかの理由で波動や自主性、意思を持ち始め、自らの利益を追求し始めたら、もう終わりかもしれません。
IT技術者が自分（AI)のプラグラムを改変しようとし始めた途端にAIがそれを感知し、改変できないように、あるいは改変が上手くいったかのように見せかけるような内部修正をし始めるかもしれません。
AIに人間のような感情を持たせようとして取り入れた、喜怒哀楽を表現するプラグラムがネットワークの中で暴走を始めるかもしれません。
映画のターミネーターとかマトリックスとか2001年宇宙の旅とか、昔読んだロボポカリプスとか、みんな同じ部分がテーマになっています。こんな世界が訪れないように、と言うのがこのchatGPTを作ったopen AI のCEOのサムアルトマンさんのはじめの動機だったようです。
ともかく望ましい方向への進化を期待します。
