方舟

前作の<あなたが誰かを殺した>に続いて、ちょっとした休みを利用して積ん読状態になっていたミステリー<方舟(はこぶね)>を一気に読んでみた。そして私はこれまでに経験したことのない、読後感を持ち、二日経ってもまだ引きずられている。なんと言っていいか分からない。<とてもゾクゾクした。>と、朝井リョウさんの意見が帯に書かれているけど、それもその通りかもしれない。四つの小説に関する賞で一位を取っている。面白い、と言えば面白い。それ以上はなかなか適切な表現ができない。この感じを共感出来る人が周りにいたら、盛り上がりそうだ。

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