まいまいつぶろ

村木嵐さんの昨年の作品です。新聞広告が目に留まって、即アマゾンでポチッ(^^;)。三日後には到着。便利な時代です。先ほど読み終わり、余韻に浸っています。勢いで、次に読もうと思ってた本も今ポチッしちゃいました。

まいまいつぶろは第九代将軍•徳川家重と、彼を支え続けた家臣大岡忠光の物語です。家重は身体的な障害や構音障害があり、彼の話していることを誰一人理解出来ない中、ただ一人完全に聞き取ることが出来る忠光が、彼の口となり忠義を尽くしていく物語です。登場人物の名前が漢字のため、読み方が難しくて途中苦労したけれど、ストーリーはとても素晴らしい。予定通り、しっかり泣かせてもらいました(^^;)。時代物、ほとんど読まないけれどいいです(前に読んだ影法師も良かった)。

直木賞は惜しくも逃し、でも第13回「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞しています。

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