連ドラ予約をしたままにしてあるので、HDに自動的に録画されていました。ほとんどの動画は放置状態なのですが、友人にこれは面白いと教えてもらい、観てみました。
これは面白い(^_^)。かつて一世を風靡した石炭の島、端島。ここを舞台にした物語。そしてこの1950年代の端島と現代の東京を行き来しながらストーリーは進みます。かつてNHKが全く根拠のないねつ造番組で端島を劣悪非道な島として冒涜し、未だに謝罪していませんが、実際は優れた日本企業が働く人最優先できわめて優良な仕事環境を提供していました(加藤康子さんが管轄する産業遺産情報センターが正しい発信をしています)。炭鉱に不可避ともいえる大事故で、そして石炭から石油へという時代の流れに翻弄されたのは致し方ないことだったとは言え、多くの人たちが苦楽を共にしながら生活を営んでいました。もちろんそこでは若い人たちの恋や友情も当たり前にあったのです。そしてそれが思いがけない形で現代に結びつきます。
この物語の脚本家野木亜紀子さんはこれまで私はよく知りませんでしたが、何人かいるお気に入りの脚本家の一人に入れます(^_^)