シュミット指数

定期購読しているナショナルジオグラフィックの特集で、面白い話が載っていました。

アリゾナ大学の昆虫学者ジャスティンシュミットさんの話。

彼はこれまで1000回以上は自ら虫に刺されて、どの虫が最強か、どこを刺されるのが一番痛いかをまとめています。そして痛みの程度をレベル1から4までのシュミット指数としてまとめています。

そしてそれぞれ体験した痛みに、スコッチウイスキーのテイスティングノートを思わせる気取った解説が添えられているのです。

例えば、アシナガバチの一種レッドペーパーワスプは指数3で、「焼けるような激しい痛み。はっきりとした苦い後味。紙で負った切り傷に塩酸をこぼした感じ」と説明されています。

彼は体のどこを刺されると一番痛いかを自らミツバチに数回刺されることで調べました。部位は頭のてっぺんから指先まで、乳首、陰嚢、陰茎など考えるだけでおそろしい場所も例外にしませんでした。

そして、得られた最悪の組み合わせは、

サシアリアリ(写真のアリ)に鼻孔を刺されるのが一番痛い、という結論でした。

勿論シュミット指数は4点満点。

「約7.5センチのくぎがかかとに刺さった状態で真っ赤な炭の上を歩く感じ」と解説しています。

他に刺されて非常に痛いのは上唇や陰茎の幹部だそうです。舌も痛いようです(+_+)

勘弁して欲しいですね。

目次