お腹を温める

<アラ還の憂い>は必然的に健康維持の記事になってきた。憂いてばかりでは、老いるのみ。あらゆる抵抗を試みるのもアラ還の宿命かも。ということで今回は今注目、実戦している<お腹温め>について。

数年前から下肢に<冷え>を感じるようになっていました。そして<冷え>というのは<手足が冷たい>という状態を表す言葉では無くて、大変な苦痛を伴う症状であると認識したのです。

さて先日、ネットを見ていると、冷えの対策法としてお腹を温める方法が目に留まりました。お腹を温めると、お腹の芯にある血管も温まり、下肢に行く血液も温まり、下肢の体温も上がり、冷え症状の改善が得られる、と言うものでした。そうそう簡単にいくはずはないと思いながらも気になって、アマゾンで衣服に貼るタイプの使い捨てカイロを買って試してみました。すると、なんとはっきりと効果があるです。

いろいろ調べてみると、お腹を温める効果はいろいろあって、以下のようなことのようです。

1.冷え性の改善

おなかをしっかり温めて体温を上げれば、手足の血管が開き末端の冷えも根本から改善される。

2.代謝を向上する

細胞の働きが活発になり、新陳代謝がスムーズに行なわれる。さらに基礎代謝が向上するとカロリーを効率よく消費できるため、痩せやすく太りにくい体を作ることができる。

3.便秘の解消

腸を温めると、食べ物を消化し送り出す蠕動運動が活発になり便秘の改善になる。

4.免疫力アップ

ウィルスやがん細胞と戦って健康を守ってくれる免疫細胞は、体温が高いほど活発になる。特に腸には、体全体の免疫細胞のうち約 6~7 割が常駐していると言われている。

5.生理痛の緩和

生理痛は、子宮を収縮させ経血を押し出す働きをする「プロスタグランジン」という物質が過剰に分泌され ることで起こる。体が冷えて血行が悪くなると、この物質が骨盤内で滞り、さらに痛みを強くしてしまう。

6.心の安

低体温の状態で血流が滞っていると、ぼんやりしたり、体の不調によって気持ちも沈みがちになる。温かい状態の時は、免疫力も上がるため、ストレスにも強く身体的・精神的にリラックスして過ごすことができる。

《出典 サンフラワー お腹を温めることのメリット_20201117_1》

冷えの対策もさることながら、私が特に注目したのは免疫力アップ。免疫細胞が正常に機能する体温は36.5℃とされており、体温が1℃上がると免疫力は最大5~6倍、1℃下がると30%低下するとのこと。さらに腸には多数の免疫細胞が集まっていることも考えると、免疫力アップがかなり期待出来るような気もします。免疫というのはウイルスや細菌などに対するものだけでは無く、がん細胞などにも作用するので、なんだかとてもいい感じです。

と言うわけで、腸温め健康法を採用(^_^)。アマゾンからしっかりとオンパックスを買って開始しています。長期的な効果についてはまた今度。

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