今日は2016年1月17日。
今年最初のコンサートは沖仁さんと渡辺香津美さんのギターデュオコンサート。
もう二曲目のリベルタンゴで感動の嵐で、うっすら涙さえ浮かんでしまいました。
この二人はもちろんギターが上手い。
でもそれだけではない。
お互いの演奏に触発されてどんどん密度の濃いコラボレーションが達成されていく。
それはあらかじめ設定された音ではなくて、瞬間瞬間即興的に作り出される。
超絶技巧を惜しみなく注ぎ込みながら音楽をますます美しい高みに持ち上げていく。
曲もとても好きなのがいっぱい。
たとえば私がもっとも好きなギタリスト、パットメセニーのアントニアを演奏しますって
沖仁さんが言った時には嬉しくて嬉しくて、そしてそのきれいなメロディーを
心から堪能したのでした。
アンコールではかの有名なチックコリアのスペインを演奏してましたが、
二人ともワイヤレスにしてなんとステージに降りてきました。通路よりに座っていた私は
演奏している二人をこれ以上ない至近距離で楽しみました。
特に渡辺さんは私の頬からもう10cm以内ぐらいの位置までギターのフレットを寄せて
演奏してくれました。
生きてて良かったと思ったぐらい、感動を味あわせてもらいました。
演奏した曲(一部だけ(-_-;))
沖仁con渡辺香津美のテーマ
リベルタンゴ
ラ・ジュビア・リンピア・エル・アイレ
パトリシアの恋
made in france
アントニア
UFO
フラメンコブルー
地中海の舞踏
スカボロフェアー
スペイン
追加:残念な点をひとつ。
これまた大好きな曲、アルディメオラの地中海の舞踏の演奏中、
いよいよ盛り上がってくるぞって時にPAの乱れがありました。
左側の音量が突然著減。
モノラルみたいな音になってしまいました。
残念ながらこの曲の演奏中には戻らず、次のスカボロフェアーの最中に
ゆっくり修正されました。
ここだけはガッカリでした。