2012年11月、赤平オーキッドに行ったとき私を家に連れてってというオーラを出しているはねものの胡蝶蘭がいたので、つれて帰ってきました。
この蘭はスタイルは悪いのですが、何と約5ヶ月間も咲き続けて楽しませてくれました。
でもついには一花一花命を終え初め、最後の一花が散ったときこの蘭をこよなく愛でていた義母はそれを押し花にしたのです。
それから一ヶ月後の4月7日、義母も天国に旅だって行きました。
普通ならこれでこの蘭も終わりかなと思ったんですが、ネットで調べると適温と適当な水分があれば再びよみがえるかもしれないと知ってがんばってみました。
するとなんと花芽があがってきて、4つのつぼみを付けました。そしてついに先日4輪とも満開になりました。
それはそれは清楚で凜として、かつやさしく、なにやら別の命も宿っているのかもと思わせるのです。
できれば少しでも長く長く咲いていて欲しいのです。